毒母、看取りました。

毒母のこと、毒母の介護のこと、毒母を看取ったことなど書いていきます。

 

わっちが自分の母親を「毒母」だと認識したのはつい最近のこと。

5,6年前か。

 

たまたまネットニュースか何かで「毒親」のことが書いてあった。

何とは無しに読んでみたのだけど、

 

え、ちょっと待って、これって

わっちのことじゃない?

 

一気に目からウロコが落ちた気がした。

 

家族の中での自分の立ち位置、それに世の中で生きる上で

漠然と抱えていた違和感、生きづらさ、すべてに対して

納得できる答えがわっちに突き付けられた。

 

あぁ、そういうことか…

 

自分の中に抱えていたものに対しての説明はついたが、

それに対する処置はわからないままだった。

 

そして「毒母」について調べれば調べるほど、間違いなく

わっちは毒親育ちで、アダルトチルドレンであることもわかった。

 

わかったけど、いったいどうすればマットウな人間になれるんだ?

 

肝心のところがわからない。

 

わっちのこの「生きづらさ」を解消する術を見つけられないまま、

介護生活に突入した。

 

初めまして

 

初めまして、加納未琴と申します。

 

過干渉・過保護の毒母のもとに生まれ、アンジェルマン症候群の兄がいます。

毒母育ちで、きょうだい児です。

 

毒母は、わっちのプライバシーというものをまったく尊重できない人でした。

高校までは、わっちの部屋に入るのも当たり前で

机の中までがっつりチェックされてました。

そして、行動はもちろんのこと、着るものまで毒母が決めていました。

幼い頃から、友達を家に連れてくることは歓迎するタイプでしたが、

それはわっちの「交友関係を把握する」ためだったのではないかと

つい最近気がつきました。

 

「友達と出かける」と毒母に言うと、必ず「誰と?」と聞かれました。

なので、お年頃になって彼氏っぽい人が出来たとしても、

「友達」という単語では逃げ切れませんでした。

 

それも、毒母に洗脳されていたからなのかな、ということに

気がついたのはつい最近のことです。

 

毒母を見送って、1年弱経ちますが

その中での自分の「気づき」、身体とココロに染みついた毒母の

「毒」を抜くために、ブログを始めます。